神奈川県庁に訪問しました!

こんにちは!
株式会社アクアリーフ フードバンクシステム事業部です!

先日、神奈川県庁に訪問し、県のSDGs担当者様と食支援活動に関する情報交換をさせていただきました。

まずは、県内のフードバンク活動団体様が抱えている課題点についてお伺いしました。寄付の量自体は増えているものの、それ以上に支援が必要な方々からの需要が多く、寄贈品が足りていない状況や活動環境(資金や設備)の確保、活動にあたっての人材の確保、思うようなDX化が進まず作業に係る負担の増加など、まだまだ業界内で沢山の課題があることを実感いたしました。

それと同時に、システムを活用することで解決できることも多いのでは?と感じるところもあり、私たちの「フードバンク業務管理システム」の今後の可能性についても、あらためて再認識することができました。

今やセーフティーネットとして確立しつつあるフードバンク活動を持続可能なものにするべく、課題解決の為に、「フードバンク業務管理システム」をより多くの団体様にご活用いただけるよう、私たちも引き続き、システムの使いやすさ・手に取りやすさを追求してまいります。

 

また、神奈川県のSDGsへの取り組みについてもお伺いし、初めて知る内容も沢山あったのですが、中でも食支援活動にも関連することで、「未来応援、アクション」という特に素敵な取り組みだと感じたものがありましたので、1つご紹介させていただきます。

この「未来応援、アクション」は、消費者や企業が指定の商品やサービスを購入することで、NPO法人への寄付につながるというものです。

 出展:神奈川県HP("未来応援、アクション" 寄附付き商品による子ども支援:1.「未来応援、アクション」とは?)

 

賛同企業が県に”寄附付き商品”を登録し、販売を行います。その後、該当の商品を皆さんが購入した売上に応じて、県や県の指定するNPO法人に寄附金として支援される仕組みです。

この寄附金は、子ども食堂への支援や、困窮世帯や児童養護施設などの若者への支援に使われます。

 

出展:神奈川県HP("未来応援、アクション" 寄附付き商品による子ども支援:2.1 寄附金の使い道3つ)

 

登録する商品は有形の物品だけでなく、ホテルの宿泊やコンサート(チケット)などのサービスも対象となります。

現時点での対象商品は神奈川県HPから確認することができ、今後も順次追加されていく予定のようですので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。

神奈川県HP:"未来応援、アクション" 寄附付き商品による子ども支援

 

普段の何気ない買い物をしながら社会貢献活動をすることができ、ハードルも低くどなたでも気軽に利用することができるので、このような取り組みが広がっていき、支援が必要な方だけでなく、それを支える各地の活動団体様の支援にも繋がれば素敵だなあと感じました。

今後も、各地での素敵な取り組みを見つけましたら、本ブログでご紹介させていただきます!